フォローアップ
返信がないときの効果的なフォローアップ。押しつけがましくなく、相手を動かすリマインドメールの書き方。
返信が来ないのは、あなたのせいじゃない(たぶん)
🔄 Quick Recall: レッスン5で謝罪・催促・断りの型を学びました。催促のテクニックをさらに深掘りして、効果的なフォローアップの技術を身につけます。
メールの返信が来ない理由のほとんどは「忘れている」「忙しい」「優先度が下がった」のどれかです。あなたのメールが悪いわけではありません。
だからこそ、上手なフォローアップが返信率を大きく変えます。
フォローアップの3原則
原則1:責めない
❌ 「ご返信をいただいておりません」
❌ 「まだでしょうか」
✅ 「先日お送りした件について、念のためご連絡いたしました」
✅ 「ご多忙のところ恐縮ですが、ご状況をお聞かせいただけますと幸いです」
原則2:新しい価値を添える
ただのリマインドより、何か新しい情報を加える方が返信してもらいやすくなります。
✅ 「先日の提案について、追加で参考資料を作成いたしました。
ご検討の際にお役立ていただければ幸いです。」
✅ 「その後、他社の導入事例が見つかりましたので
共有させていただきます。」
原則3:返信しやすくする
相手の手間を最小限にします。
✅ 「ご多忙かと存じますので、
「OK」の一言だけでも結構でございます。」
✅ 「以下の3つのうち、どれがご都合よろしいでしょうか。
A. 2/20(火)14:00
B. 2/21(水)10:00
C. 上記以外(ご希望の日時をお知らせください)」
✅ Quick Check: 「ご返信をお待ちしております」と「○日までにご回答いただけますと幸いです」では、どちらが返信されやすいですか?(後者。期限を示す方が相手のスケジュールに組み込まれやすい)
フォローアップのタイミング
| 用件の緊急度 | 1回目のフォロー | 2回目のフォロー |
|---|---|---|
| 緊急(今週中) | 2営業日後 | さらに2営業日後 |
| 通常(今月中) | 3〜5営業日後 | 1週間後 |
| 低い(参考共有) | 1〜2週間後 | 不要 |
注意: 金曜夕方に送ったメールは、月曜午前にフォローしない。週末を挟むので、火曜以降が適切です。
フォローアップの型
型1:やわらかリマインド
件名:Re: ○○のお見積もりについて
お世話になっております。XYZの鈴木です。
先日お送りした○○のお見積もりについて、
念のためご連絡いたしました。
ご不明点やご質問がございましたら、
いつでもお気軽にお問い合わせください。
ご多忙のところ恐れ入りますが、
ご確認のほどよろしくお願いいたします。
型2:価値追加型
件名:○○に関する追加資料のご共有
お世話になっております。XYZの鈴木です。
先日ご提案させていただいた○○について、
導入企業様の成功事例をまとめましたので
ご共有させていただきます。(添付ファイル参照)
ご検討の参考になれば幸いです。
ご質問やご不明点がございましたら、お気軽にどうぞ。
型3:選択肢提示型
件名:○○の進め方について3つのご提案
お世話になっております。XYZの鈴木です。
先日の件について、進め方を3つにまとめてみました。
A. 現行プランで進行(追加コストなし)
B. オプション追加(+30万円)
C. 仕様変更して再見積もり
ご検討いただき、ご都合のよい選択肢をお知らせいただけますと
大変ありがたく存じます。
✅ Quick Check: 3回フォローしても返信がない場合、どうしますか?(メール以外のチャネル — 電話やチャット — で軽く確認する。メールの回数を増やしても逆効果)
AIでフォローアップを効率化する
以下の状況でフォローアップメールを作成してください。
状況:
- 5営業日前に送った見積もりへの返信がない
- 相手:取引先の課長(継続取引あり)
- 今回が1回目のフォロー
- 見積もりの有効期限が来週まで
アプローチ:やわらかリマインド + 価値追加
新しい情報として、導入事例1件を添える形で。
敬語レベル:ビジネス敬語
Key Takeaways
- フォローアップは「責めない」「新しい価値を添える」「返信しやすくする」の3原則
- タイミングは用件の緊急度に応じて2〜5営業日後
- 選択肢を提示すると、相手が返信しやすくなる
- 3回フォローしても返信がなければ、チャネルを変える
- AIでフォロー文面のバリエーションを素早く作成できる
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