推敲・査読・投稿
マルチパス推敲戦略で論文を洗練。査読者フィードバックへの効果的な対応法と投稿準備。
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🔄 Quick Recall: 前回のレッスンで学術的な文体——明快さ、受動態/能動態の使い分け、ヘッジング、日本語学術文の慣習を学んだ。今回は、完成したドラフトを投稿可能な水準まで引き上げる推敲のプロセスに取り組む。
推敲のマインドセット
初稿は十分ではない。これは失敗ではなく、執筆の本質。初稿と洗練された最終稿の品質差は大きく、推敲がその変化を生む。
マルチパス推敲戦略
各パスは異なるレベルに焦点を当てる:
パス1:構造(大局観)
- 議論は論理的に流れているか?
- 欠落や順序の問題はないか?
- 各セクションはその位置に値するか?
パス2:議論(論理)
- 各主張はエビデンスに支持されているか?
- 反論は適切に扱われているか?
- 推論にギャップはないか?
パス3:文体(表現)
- 文は明快で簡潔か?
- 受動態は適切な場所だけか?
- ヘッジングはエビデンスの強さに合っているか?
パス4:校正(細部)
- 誤字脱字、文法的誤り
- 引用の一貫性(本文と参考文献リストの対応)
- フォーマット要件の遵守
以下の論文セクションに対して、推敲のフィードバックを
[構造 / 議論 / 文体 / 校正]の観点から提供して:
[テキストをペースト]
指摘すべきこと:
- 具体的な問題箇所
- なぜ問題か
- 改善案
- 優先度(高/中/低)
✅ Quick Check: 自分の論文の1セクションを選び、4つのパスを1つずつ試してみよう。1パスにつき1つの観点だけに集中する。一度にすべてを見ようとすると、何を見ているのかわからなくなる。
AIによるピアフィードバック
投稿前に、AIに査読者の視点でフィードバックをもらう:
以下の論文セクションを学術査読者の視点で
レビューして:
[テキストをペースト]
分野:[学問領域]
投稿先のレベル:[トップジャーナル / 一般ジャーナル / 学会 / 学位論文]
評価項目:
1. 議論の強さと論理的一貫性
2. エビデンスの十分さ
3. 文献レビューのカバレッジ
4. 方法論の妥当性(該当する場合)
5. 結論がデータに支持されているか
6. 学術的文体の適切さ
建設的なフィードバックで。
「ここが弱い」だけでなく「こうすれば強くなる」を示して。
査読者フィードバックへの対応
リバイズ・アンド・リサブミット(R&R)は良い知らせ。完全なリジェクトではなく、改善の機会がある。
対応レターの構造:
以下の査読者コメントへの対応レターのドラフトを
作成して:
査読者のコメント:
[コメントをペースト]
自分の計画している対応:
[各コメントへの対応方針]
レターの構成:
- 各コメントを番号付きで引用
- 対応内容を具体的に記述
- 修正した場合は修正箇所を明記
- 修正しない場合は敬意を持って理由を説明
- 論文のページ・行番号を参照
トーン:敬意を持ち、感謝を示し、学術的に。
同意できない点も対立的にならず説明。
投稿前チェックリスト
投稿前の最終確認:
- すべての引用が実在し、内容が正確に反映されている
- 本文中の引用と参考文献リストが完全に対応
- 投稿先のフォーマット要件(字数、構成、図表)を遵守
- 要旨が論文の主張と知見を正確に反映
- AI利用の開示(所属機関・投稿先のポリシーに従う)
- 共著者全員が最終稿を確認
- 利益相反の開示
Key Takeaways
- マルチパス推敲——構造→議論→文体→校正——が最も効果的な改善プロセス
- AIに査読者の視点でフィードバックをもらい、投稿前に弱点を発見する
- R&Rは改善の機会——査読者フィードバックには敬意を持ち建設的に対応
- 引用の最終検証は最もリスクの高い品質チェック——すべてを原著で確認
- 投稿前チェックリストで漏れを防ぐ
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