レッスン 5 12分

家具選びとスタイリング

空間・スタイル・予算に合った家具の選び方を学び、小物でプロのスタイリングを仕上げる方法。

🔄 Quick Recall: 前のレッスンで60-30-10ルールのカラーパレットを作りました。レイアウトとパレットが決まったら、次はその空間に命を吹き込む家具選び。家具はインテリアで最も大きな投資——正しく選べばコストも後悔も減る。

ショールームの罠

家具ショールームの罠は世界共通。プロの照明と広大な売り場ではすべてが完璧に見える。家に持ち帰ると、ソファがリビングの半分を占め、ダイニングテーブルがキッチンの動線を塞ぎ、アクセントチェアが他のすべてと合わない。

日本ではIKEA、ニトリ、無印良品、ACTUS、unico——選択肢は豊富。でも「お店で見たとき良かった」と「6畳の部屋に合う」は全く別問題。

家具選びの優先順位

1. スケール(サイズ)が最優先

部屋の寸法 → 搬入経路 → 家具のサイズ。この順番を守る。

以下の部屋に合う家具のサイズを提案して:

部屋の寸法:[縦×横(cm or 畳数)]
天井高:[cm]
搬入経路の幅:[廊下、ドア、階段の幅]

必要な家具:
- ソファ(目安:何人掛け?)
- テーブル
- テレビ台
- [その他]

各家具の推奨サイズ範囲(幅×奥行×高さ)と、
部屋に対するサイズ比率が適切かチェックして。
配置後に確保すべき動線の幅も。

2. スタイルの一貫性

全部同じブランドで揃える必要はないが、方向性の統一は必要。

スタイル特徴素材日本での入手先
北欧シンプル、明るい木目、丸みのあるフォルムオーク、バーチ、リネンIKEA、HAY、MUUTO
和モダン低重心、自然素材、余白ウォールナット、竹、和紙無印良品、IDÉE、飛騨の家具
インダストリアル無骨、ダーク、直線的アイアン、古材、レザーjournal standard Furniture
ミッドセンチュリーレトロ、有機的カーブチーク、プライウッドACME Furniture

3. 素材のミックス

全部同じ素材は単調。3種類以上の素材を組み合わせる:

  • ウッド(テーブル、棚)
  • メタル(脚、ランプ、フレーム)
  • ファブリック(ソファ、クッション、ラグ)
  • ガラス/陶器(花瓶、照明、小物)
  • 植物(グリーン)

スタイリングの技術

家具を置いただけでは「ショールーム」にならない。小物のスタイリングが仕上げ。

3の法則

棚やテーブルの上のディスプレイは奇数(特に3つ)で:

  • 高さの違う3つのオブジェ(例:花瓶+本+キャンドル)
  • 異なる素材(陶器+木+ガラス)
  • 異なる形(丸+四角+有機的)

レイヤリング

テクスチャーを重ねる:ソファにブランケット → その上にクッション → 横にサイドテーブル → テーブルの上に本と花。レイヤーが生活感と深みを生む。

視線の高低差

すべてが同じ高さだと平坦。フロアランプ(高い)→ ソファ(中)→ ラグ(低い)のように高さの変化を意識する。

Quick Check: 自分の部屋で最も大きな家具を1つ選ぼう。その横に何が置いてある? 何もなければ、そこにサイドテーブルやフロアランプを加えるだけでバランスが変わる。

AIで家具を選ぶ

以下の条件で家具のおすすめリストを作成して:

部屋:[種類と広さ]
スタイル:[北欧/和モダン/インダストリアル等]
カラーパレット:[メイン色、セカンダリ色、アクセント色]
予算:[全体予算]
必要な家具:[リスト]

各家具について:
- 推奨サイズ
- 推奨素材と色
- 日本で入手可能なブランド/店舗
- 予算内の価格帯
- 他の家具とのコーディネートポイント

エクササイズ:家具プランを作る

自分のデザインプロジェクトの部屋で:

  1. 必要な家具をリスト化する
  2. 各家具の推奨サイズをAIで確認する
  3. スタイルの方向性を1つ選ぶ
  4. 3種類以上の素材が含まれているか確認する
  5. 棚やテーブルの上のスタイリングを「3の法則」で計画する

Key Takeaways

  • 家具選びはスケール(サイズ)が最優先——デザインの前に寸法を確認
  • スタイルの方向性を1つ定めると、異なるブランドの家具でも統一感が出る
  • 素材を3種類以上混ぜると視覚的な深みが生まれる(木+金属+ファブリック+etc.)
  • 「3の法則」で小物をグルーピング——奇数は動きと魅力を生む
  • AIに部屋の条件とスタイルを伝えれば、サイズ・素材・入手先まで含めた提案を得られる

次のレッスン: 家具もパレットも決まった。次はすべてを1枚のムードボードに凝縮して、デザインの方向性を視覚的に確定する。

理解度チェック

1. 部屋の家具を選ぶとき、最初に考えるべきことは?

2. インテリアの「3の法則(スタイリング・イン・スリーズ)」とは?

3. 家具の素材を混ぜることが重要な理由は?

すべての問題に答えてから確認できます

まず上のクイズを完了してください

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