クラウドプラットフォームの選び方
AWS、Azure、Google Cloudを機能・料金・市場シェア・強みで比較し、AIフレームワークでキャリアやビジネスに最適なプラットフォームを選択する。
🔄 前回のおさらい: レッスン2で3つのクラウドサービスモデル(IaaS、PaaS、SaaS)を学び、ユースケース別の選び方を身につけました。ここではAWS、Azure、Google Cloudの3大プラットフォームを比較します。
3大クラウドプラットフォーム
| プラットフォーム | 市場シェア | 強み |
|---|---|---|
| AWS | 約31% | 最大のサービスカタログ、最大のコミュニティ、最多の認定資格 |
| Azure | 約25% | Microsoft統合、エンタープライズ支配、ハイブリッドクラウド |
| Google Cloud | 約11% | AI/ML、データ分析、Kubernetes(発明者) |
AWS(Amazon Web Services)
強み:
- 200以上のサービスで最大のカタログ
- 最大のユーザーコミュニティとドキュメント
- 最も多くの求人で「AWS経験」が求められる
- 12ヶ月の無料枠(t2.micro、30GBストレージなど)
最適なケース: キャリア初心者、スタートアップ、汎用的なクラウド利用
Azure
強み:
- Microsoft 365、Active Directory、.NETとのネイティブ統合
- エンタープライズ向けの既存関係と信頼
- ハイブリッドクラウドに強い(Azure Stack)
- 25以上の永続無料サービス
最適なケース: Microsoft製品を既に使っている企業、大企業
Google Cloud Platform(GCP)
強み:
- AI/機械学習のリーダー(TensorFlow、Vertex AI)
- BigQueryなどのデータ分析ツール
- Kubernetes(GKE)の発明者——コンテナオーケストレーションに最強
- 300ドルの無料クレジット
最適なケース: AI/MLプロジェクト、データ分析、Kubernetesヘビーユーザー
✅ 確認クイズ: 「1つのクラウドを学べば、他は使えない」は正しいですか?→いいえ。概念の約80%はプラットフォーム間で共通です。AWSのEC2=AzureのVirtual Machines=GCPのCompute Engine。名前が違うだけで概念は同じ。1つをしっかり学べば他への転用は容易。
選択のフレームワーク
私の状況に最適なクラウドプラットフォームを選ぶのを手伝ってください。
目的:[キャリア/ビジネス/学習]
現在の環境:[使用中のツールやシステム]
予算:[無料枠で十分/月額予算あり]
重視する点:[求人数/統合性/AI機能/コスト]
以下を比較してください:
1. 私の状況に最適なプラットフォームとその理由
2. 各プラットフォームの無料枠で何ができるか
3. 学習に最適なリソース(無料)
まとめ
- AWS(市場シェア31%)は最大のサービスカタログ、求人数最多で、キャリア初心者に最適
- Azure(25%)はMicrosoft統合に優れ、既にMicrosoft製品を使う企業に最適
- Google Cloud(11%)はAI/ML、データ分析、Kubernetesに強みがあり、これらの用途に最適
- 概念の80%はプラットフォーム間で共通——1つをマスターすれば他への転用は容易
- 料金はプロバイダーごとに大きく異なるため、コスト計算ツールで事前比較が必須
次のレッスン: 無料枠を使って実際にクラウドリソースをデプロイします。
理解度チェック
まず上のクイズを完了してください
レッスン完了!