出力フォーマット
表、箇条書き、メール形式など、タスクに最適な出力フォーマットの指定方法を学びます。
フォーマット指定でAIの出力が劇的に変わる
🔄 Quick Recall: レッスン3でプロンプトの4要素を学び、レッスン4でコンテキストの渡し方を深掘りしました。今回は4要素の「制約」の中でも特に効果が高い出力フォーマットの指定にフォーカスします。
同じ質問でも、フォーマットを指定するかどうかで結果が全然違います。
指定なし:
「日本の主要AIツールを教えて」 → 長い段落で読みにくい回答
指定あり:
「日本の主要AIツールを表形式で教えて。列は:ツール名、提供元、月額料金、特徴」 → すっきり整理された比較表
よく使うフォーマット6選
1. 箇条書き(リスト)
適する場面: アイデア出し、チェックリスト、注意点
来週のチームミーティングのアジェンダを箇条書きで5つ提案してください。
各項目に所要時間の目安をつけてください。
2. 番号付きリスト
適する場面: 手順、優先順位、ランキング
新入社員のオンボーディング手順を、1から10のステップで作成してください。
各ステップに担当部署を明記してください。
3. 表(テーブル)
適する場面: 比較、データ整理、一覧
以下のプロジェクト管理ツールを比較する表を作成してください:
Notion、Asana、Jira
列:価格、日本語対応、無料プランの有無、おすすめ用途
4. メール形式
適する場面: ビジネスメール、通知文
納期が1週間遅延することを取引先に伝えるメールを作成してください。
件名、宛名、本文、署名を含めてください。
敬語レベル:ビジネス敬語(謝罪を含む)
5. MECE構造(抜け漏れなし・ダブりなし)
適する場面: 分析、戦略立案
当社のECサイトの売上低下の原因をMECEで分析してください。
大カテゴリ3つ、各カテゴリに具体的な原因を3つずつ。
6. マークダウン形式
適する場面: レポート、ドキュメント
マークダウン形式で以下のレポートを作成してください:
## 見出し、### 小見出し、箇条書き、太字を使って構造化してください
✅ Quick Check: 3つの候補から最適な選択肢を選ぶ資料を作りたい場合、最適なフォーマットは何ですか?(表形式)
フォーマットの組み合わせ
実務では、複数のフォーマットを組み合わせることが多いです:
以下の構成で月次レポートを作成してください:
1. エグゼクティブサマリー(3行の段落)
2. KPIダッシュボード(表形式)
- 売上、利益率、顧客数、NPS
3. 課題と対策(箇条書き)
4. 来月のアクションプラン(番号付きリスト)
こう指定すると、AIはセクションごとに最適なフォーマットで出力してくれます。
フォーマット選択の判断基準
| やりたいこと | おすすめフォーマット | 指定の例 |
|---|---|---|
| 比較する | 表 | 「表形式で。列は〜」 |
| 手順を説明する | 番号付きリスト | 「ステップ1、2、3で」 |
| アイデアを出す | 箇条書き | 「箇条書きで10個」 |
| 正式な文書 | メール形式・レポート形式 | 「件名、宛名、本文を含む」 |
| 構造化された分析 | MECE + 箇条書き | 「大カテゴリ×小カテゴリで」 |
| 長めのドキュメント | マークダウン | 「見出しと小見出しで構造化」 |
✅ Quick Check: 新サービスの企画書を作る場合、どのフォーマットの組み合わせが効果的ですか?
Key Takeaways
- フォーマットを指定しないと、AIは「なんとなく」の形で返してくる
- 表は比較、番号付きリストは手順、箇条書きはアイデア出しに向いている
- 複数のフォーマットを組み合わせると、レポートや企画書に最適
- 日本語の場合、敬語レベルとフォーマットをセットで指定すると精度が上がる
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フォーマットの指定ができるようになったら、次は「やってはいけないこと」を学びましょう。レッスン6では、AIを使う際のよくある失敗パターンと、その回避方法を具体的に解説します。
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