レッスン 5 12分

出力フォーマット

表、箇条書き、メール形式など、タスクに最適な出力フォーマットの指定方法を学びます。

フォーマット指定でAIの出力が劇的に変わる

🔄 Quick Recall: レッスン3でプロンプトの4要素を学び、レッスン4でコンテキストの渡し方を深掘りしました。今回は4要素の「制約」の中でも特に効果が高い出力フォーマットの指定にフォーカスします。

同じ質問でも、フォーマットを指定するかどうかで結果が全然違います。

指定なし:

「日本の主要AIツールを教えて」 → 長い段落で読みにくい回答

指定あり:

「日本の主要AIツールを表形式で教えて。列は:ツール名、提供元、月額料金、特徴」 → すっきり整理された比較表

よく使うフォーマット6選

1. 箇条書き(リスト)

適する場面: アイデア出し、チェックリスト、注意点

来週のチームミーティングのアジェンダを箇条書きで5つ提案してください。
各項目に所要時間の目安をつけてください。

2. 番号付きリスト

適する場面: 手順、優先順位、ランキング

新入社員のオンボーディング手順を、1から10のステップで作成してください。
各ステップに担当部署を明記してください。

3. 表(テーブル)

適する場面: 比較、データ整理、一覧

以下のプロジェクト管理ツールを比較する表を作成してください:
Notion、Asana、Jira
列:価格、日本語対応、無料プランの有無、おすすめ用途

4. メール形式

適する場面: ビジネスメール、通知文

納期が1週間遅延することを取引先に伝えるメールを作成してください。
件名、宛名、本文、署名を含めてください。
敬語レベル:ビジネス敬語(謝罪を含む)

5. MECE構造(抜け漏れなし・ダブりなし)

適する場面: 分析、戦略立案

当社のECサイトの売上低下の原因をMECEで分析してください。
大カテゴリ3つ、各カテゴリに具体的な原因を3つずつ。

6. マークダウン形式

適する場面: レポート、ドキュメント

マークダウン形式で以下のレポートを作成してください:
## 見出し、### 小見出し、箇条書き、太字を使って構造化してください

Quick Check: 3つの候補から最適な選択肢を選ぶ資料を作りたい場合、最適なフォーマットは何ですか?(表形式)

フォーマットの組み合わせ

実務では、複数のフォーマットを組み合わせることが多いです:

以下の構成で月次レポートを作成してください:

1. エグゼクティブサマリー(3行の段落)
2. KPIダッシュボード(表形式)
   - 売上、利益率、顧客数、NPS
3. 課題と対策(箇条書き)
4. 来月のアクションプラン(番号付きリスト)

こう指定すると、AIはセクションごとに最適なフォーマットで出力してくれます。

フォーマット選択の判断基準

やりたいことおすすめフォーマット指定の例
比較する「表形式で。列は〜」
手順を説明する番号付きリスト「ステップ1、2、3で」
アイデアを出す箇条書き「箇条書きで10個」
正式な文書メール形式・レポート形式「件名、宛名、本文を含む」
構造化された分析MECE + 箇条書き「大カテゴリ×小カテゴリで」
長めのドキュメントマークダウン「見出しと小見出しで構造化」

Quick Check: 新サービスの企画書を作る場合、どのフォーマットの組み合わせが効果的ですか?

Key Takeaways

  • フォーマットを指定しないと、AIは「なんとなく」の形で返してくる
  • 表は比較、番号付きリストは手順、箇条書きはアイデア出しに向いている
  • 複数のフォーマットを組み合わせると、レポートや企画書に最適
  • 日本語の場合、敬語レベルとフォーマットをセットで指定すると精度が上がる

Up Next

フォーマットの指定ができるようになったら、次は「やってはいけないこと」を学びましょう。レッスン6では、AIを使う際のよくある失敗パターンと、その回避方法を具体的に解説します。

理解度チェック

1. データの比較に最も適した出力フォーマットはどれですか?

2. AIに出力フォーマットを指定しないとどうなりますか?

すべての問題に答えてから確認できます

まず上のクイズを完了してください

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