総まとめ:すべてを組み合わせる
8レッスンで学んだすべてを統合する総合演習。実務で使えるAI活用チェックリストを完成させます。
コースの振り返り
🔄 Quick Recall: レッスン1で「AIの実力を決めるのは、AIじゃなくてあなた」とお伝えしました。7つのレッスンを経て、その意味が実感できるようになっていれば嬉しいです。
このコースで学んだことを振り返りましょう。
| レッスン | 学んだこと | キーポイント |
|---|---|---|
| 1. AI入門へようこそ | AIとの対話は「スキル」である | 良い指示を出す技術は誰でも学べる |
| 2. AIはどう動いている? | LLMは「予測マシン」 | ハルシネーションに注意、ファクトチェック必須 |
| 3. プロンプトの基本 | 4要素:役割・タスク・コンテキスト・制約 | 具体性がすべてを決める |
| 4. コンテキストとメモリ | 3レベルのコンテキスト | 長い会話は要約→新規チャットで対処 |
| 5. 出力フォーマット | 表・リスト・MECE・マークダウン | フォーマット指定で出力品質が劇的に変わる |
| 6. よくある失敗 | 7つの失敗パターン | 機密情報は絶対に入力しない |
| 7. 高度なテクニック | CoT・Few-Shot・ロール設定 | 組み合わせて使うのが最強 |
総合演習:実務シナリオに挑戦
学んだテクニックをすべて使って、以下のシナリオに取り組んでみてください。
シナリオ: あなたは営業チームのリーダーです。来週の経営会議で、今期の営業成績と来期の戦略を発表する必要があります。
ステップ1:プロンプトを設計する
まず、このタスクに必要な要素を整理します。
- 役割: 営業チームリーダー(ロール設定 — レッスン7)
- タスク: 経営会議用プレゼン資料のドラフト作成(レッスン3)
- コンテキスト: 聴衆は役員、データドリブンな内容が求められる(レッスン4)
- 制約: 10分のプレゼン、5スライド構成(レッスン5)
ステップ2:高度なテクニックを適用する
- Chain-of-Thought:「まず今期の振り返り → 成功要因の分析 → 課題の特定 → 来期戦略の提案」という順序で依頼
- Few-Shot:過去のプレゼンのスライド構成を1例として提示
- 出力フォーマット:スライドごとにタイトル + 箇条書き3〜5個
ステップ3:レビューと修正
AIの出力を受け取ったら、レッスン6のチェックリストで確認します。
- 数値データは正確か?(ファクトチェック)
- 機密情報は含まれていないか?
- 自分の言葉で調整できているか?
✅ Quick Check: 上の演習で、もしAIが「御社の今期売上は前年比115%」と書いてきたら、まず何をしますか?(レッスン2・6の復習:自分のデータで事実確認する)
AI活用チェックリスト
実務で使えるチェックリストです。ブックマークしておくと便利です。
プロンプトを書く前に:
- タスクの目的は明確か?
- 機密情報を含まないか?(ダミーデータに置き換え済みか?)
プロンプトを書くとき:
- 4要素(役割・タスク・コンテキスト・制約)を入れたか?
- 出力フォーマットを指定したか?
- 必要に応じてCoT・Few-Shot・ロール設定を使ったか?
AIの出力を受け取ったら:
- 数値・固有名詞をファクトチェックしたか?
- ドラフトとして扱い、自分の判断でレビューしたか?
- 結果がイマイチならアプローチを変えたか?
次のステップ
このコースを完了したあなたは、AIと効果的にコミュニケーションする基礎を身につけました。次に進む道はいくつかあります。
- 「プロンプトエンジニアリング入門」コース — より高度なプロンプト技法を体系的に学ぶ
- 「ビジネスメールとAI」コース — 敬語やビジネスマナーを踏まえたAI活用法
- スキルライブラリ — 実務ですぐに使えるAIスキルを探す
おめでとうございます。このコースを最後まで終えたこと自体が、AI活用への大きな一歩です。
Key Takeaways
- AI活用のプロセスは「タスク定義 → プロンプト設計 → 実行 → レビュー」
- プロンプトの4要素がすべての土台。高度なテクニックは基本の上に積み重ねる
- AIの出力は必ずドラフトとして扱い、ファクトチェックと自分の判断を加える
- うまくいかないときはアプローチを変える(微調整より大胆な方向転換が効く)
- 学んだことを日々の業務で少しずつ試すのが、上達の最速ルート
理解度チェック
まず上のクイズを完了してください
レッスン完了!