履歴書と職務経歴書の基本構造
日本独自の2点セット(履歴書+職務経歴書)の基本構造を理解し、AIを使ってマスター職務経歴書のフレームワークを構築する。
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職務経歴書の構造が読まれるかどうかを決める。どんなに素晴らしい実績でも、読みにくいレイアウトに埋もれていたら意味がない。
このレッスンでは「マスター職務経歴書」を構築する。すべての経験・スキル・実績を網羅した包括版で、応募するたびにここからカスタマイズする。
日本独自の2点セット
日本の転職では通常、2つの書類を提出する:
| 書類 | 目的 | 特徴 |
|---|---|---|
| 履歴書 | 基本情報の一覧 | JIS規格フォーマット、写真貼付、学歴・職歴の時系列 |
| 職務経歴書 | 実績と能力のアピール | 自由フォーマット、成果を数字で示す |
履歴書はフォーマットが決まっているため差別化が難しい。勝負は職務経歴書で決まる。
履歴書の基本構造
JIS規格フォーマットの要素
- 証明写真(3ヶ月以内、スーツ着用)
- 氏名・ふりがな・生年月日
- 住所・連絡先
- 学歴(高校卒業から)
- 職歴(時系列で会社名・部署・役職)
- 免許・資格
- 志望動機
- 本人希望欄
✅ Quick Check: 自分の履歴書の写真は3ヶ月以内のものか? 古い写真を使い回していないか確認しよう。写真の印象は意外と大きい。
職務経歴書の5つの必須セクション
1. ヘッダー:氏名と連絡先
職務経歴書
20XX年XX月XX日現在
氏名:山田太郎
Email:taro.yamada@email.com
電話:090-XXXX-XXXX
2. 職務要約(2〜3行)
これが最も重要なセクション。「何者か」「何ができるか」を端的に伝える。
NG:「営業の仕事を希望します」(希望型——時代遅れ)
OK:「BtoB SaaS営業として7年の経験を持つ。担当領域の売上を年間150%に成長させ、チーム10名のマネジメントを経験。大手企業向けソリューション営業とチームビルディングを強みとする。」
AIで職務要約を作成:
以下の情報で職務要約を2〜3行で書いて:
経験年数:[X年]
職種:[現在の職種]
主な実績:[実績1]、[実績2]
ターゲット職種:[応募先の職種]
強み:[3つのキーワード]
「○○を希望します」ではなく「○○の実績がある」の形で。
3. 職務経歴(逆時系列)
最新の経歴から記載する:
■ 株式会社〇〇(20XX年X月〜現在)
事業内容:SaaSプロダクトの開発・販売
従業員数:約500名
部署:営業部 / 役職:営業マネージャー
【業務内容】
・大手企業向けソリューション営業(担当企業数:約30社)
・営業チーム10名のマネジメントと育成
【実績】
・担当領域の年間売上を1.2億円→1.8億円に成長(前年比150%)
・新規開拓で年間12社の大手企業との契約を獲得
・チームの目標達成率を65%→92%に改善
ルール:
- 各職歴に3〜5つの実績を記載(現職は5〜6つ可)
- 数字を必ず入れる(売上、人数、期間、改善率)
- 業務内容ではなく成果にフォーカス
- 直近10〜15年のみ
4. 学歴
20XX年X月 〇〇大学 △△学部 卒業
経験者: 最終学歴のみでOK 第二新卒・若手: 学歴を職歴の前に置いてもよい
5. スキル・資格
■ スキル
・プログラミング:Python、SQL、JavaScript
・ツール:Salesforce、Tableau、Google Analytics
・語学:英語(TOEIC 850点)、中国語(HSK 4級)
■ 資格
・PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
・基本情報技術者試験
フォーマットのルール
| 要素 | 推奨 |
|---|---|
| フォント | 明朝体またはゴシック体(MS明朝、メイリオ) |
| サイズ | 見出し12pt、本文10.5pt |
| 余白 | 上下左右20〜25mm |
| レイアウト | シンプルな上から下への流れ |
避けるべきもの
| 避ける | 理由 |
|---|---|
| 複雑な表組み・段組み | ATSが解析できない |
| 画像・アイコン | ATSが読み取れない |
| 特殊フォント | 環境によって表示崩れ |
| カラフルなデザイン | 印刷時に読みにくい |
マスター職務経歴書の作り方
マスター職務経歴書は網羅的なドキュメント(3〜5ページ)。すべての経歴、スキル、実績を含む。これを直接送ることはなく、応募先ごとのカスタマイズ元として使う。
AIでマスター職務経歴書を構築:
マスター職務経歴書の作成を手伝って。全職歴を提供するので、
各職歴に成果ベースの記述を書いてほしい。
最新の職歴から始める:
会社名:[会社名]
部署・役職:[部署・役職]
期間:[開始]〜[終了]
主な業務と成果:[思い出せることをすべて列挙]
応募先ごとのカスタマイズ
マスター職務経歴書から応募先に合わせた版を作る手順:
- 求人票を精読——キーワードと必須条件をハイライト
- 関連する実績をピックアップ——マスター版から3〜5つを選択
- キーワードを調整——求人票の言葉遣いに合わせる
- 職務要約を書き直す——ターゲット職種に特化
- スキルの順番を変える——最も関連性の高いスキルを先頭に
Key Takeaways
- 日本の転職は履歴書+職務経歴書の2点セット——勝負は職務経歴書で決まる
- 職務経歴書の5つの必須セクション:ヘッダー、職務要約、職務経歴、学歴、スキル
- 職務要約は「希望型」ではなく「実績型」で書く
- 逆時系列フォーマットがATSにもリクルーターにも最も読みやすい
- マスター職務経歴書を先に作り、応募先ごとにカスタマイズする
- AIは各セクションの下書きと応募先ごとのカスタマイズに活用できる
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