AIデバッグとエラー解決
AIを最強のデバッグツールに変える。エラー診断、スタックトレース分析、複雑なバグ解決の体系的アプローチ。
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🔄 前のレッスンでコード生成を実戦レベルにした。今回は避けられない現実——バグとの戦い方を学ぶ。
デバッグの新しい武器
従来のデバッグ:
- エラーメッセージをGoogle検索
- Stack Overflowの回答を読む
- 試行錯誤
- 3時間後にtypoが原因だったと気づく
AIデバッグ:
- エラー+コード+期待動作をAIに投げる
- 原因の候補と修正案を受け取る
- 理解して検証
- 解決
時間短縮だけでなく、根本原因の理解が深まるのがポイント。
AIデバッグの基本フォーマット
レベル1:エラー解決
以下のエラーが発生しています。原因と修正方法を教えてください。
環境:
- 言語/FW:[Python 3.12 / Next.js 14 / etc.]
- OS:[macOS / Linux / etc.]
エラーメッセージ:
[完全なエラーメッセージ&スタックトレースを貼り付け]
関連コード:
```[language]
[エラーが発生しているコード]
期待する動作: [何が起きるべきだったか]
試したこと: [すでに試した対処法]
### レベル2:挙動がおかしいバグ
エラーは出ないが期待と違う動作をするケース。
以下のコードが期待と異なる動作をしています。
コード:
[該当コード]
期待する動作:[X] 実際の動作:[Y]
入力データ例: [具体的な入力]
このコードの問題箇所と原因を特定してください。
### レベル3:パフォーマンス問題
以下の関数が遅すぎます。
実行時間:[現在Xms、目標Yms] 入力サイズ:[N件のデータ]
コード:
[該当コード]
ボトルネックの特定と最適化案を提示してください。 時間計算量も教えてください。
## デバッグのアンチパターン
| ❌ やりがちな失敗 | ✅ 正しいアプローチ |
|-----------------|-------------------|
| エラーメッセージだけ投げる | 3点セット(エラー+コード+期待動作) |
| 「動かない」とだけ伝える | 具体的な入出力の差分を示す |
| 修正を理解せず適用 | なぜ効くか理解→検証→適用 |
| 関連コード全部を投げる | エラーに関係する最小限のコード |
| 1回の質問で完結を期待 | 対話的に深掘り |
## 実戦テクニック:段階的デバッグ
複雑なバグは1回のやり取りで解決しない。
ステップ1:「このエラーの原因として考えられるものをすべて列挙してください」 ステップ2:「原因Aの可能性を確認するための最小限のテストコードを書いてください」 ステップ3:「テスト結果は[X]でした。次に確認すべきは?」
この**対話的デバッグ**が、AIデバッグの真の強み。
## 日本のエンジニアが直面しやすいバグ
| 問題 | AIに伝えるポイント |
|------|-------------------|
| **文字コード問題** | ファイルのエンコーディング、入力ソースを明記 |
| **タイムゾーン** | JST/UTCの扱いを明示 |
| **全角半角** | 入力データの文字種を指定 |
| **日本語パス** | OS・ファイルシステムを明記 |
## 実践演習
1. 最近遭遇したバグを3点セット形式でAIに投げる
2. 段階的デバッグ(3ステップ以上の対話)を試す
3. AIの解説から「次回同じパターンに出会ったときのチェックポイント」をメモする
> 💡 **ポイント:** AIデバッグの目的は「修正コードを手に入れること」ではなく「根本原因を理解すること」。理解が次の10個のバグを防ぐ。
理解度チェック
まず上のクイズを完了してください
レッスン完了!