AI GIJIROKUに月1,500円払うのをやめた理由と代替方法

議事録AIに課金する必要ある?Zoom無料文字起こし+無料プロンプトで同じことができた話。

こんにちは!

今日は議事録AIツールの話です。

先月、会社の経費を見直していたら、地味に痛い支出を発見しました。AI GIJIROKU、月額1,500円。年間では18,000円です。

「まあ、会議が楽になるなら……」という軽い気持ちで契約したんですが、冷静に考えてみると、Zoomには無料の文字起こし機能があるし、日常的にChatGPTやClaudeも使っています。これ、わざわざ別ツールにお金を払う必要があるのか?という疑問が湧いてきました。

結論から言うと、解約しました。でも、全く困っていません。


そもそもAI GIJIROKUって何をしてくれるの?

まず、AI GIJIROKUを知らない方のために機能を整理すると、こんな感じです。

  • 会議音声のリアルタイム文字起こし
  • 話者分離(誰が何を言ったかの識別)
  • 要約の自動生成
  • Zoom連携
  • 30言語対応

確かに便利そうだし、使い始めた当初は感動しました。

しかし使っていくうちに気づいたんです。自分が本当に求めているのは「要約」と「アクションアイテムの抽出」だけだという事に。

文字起こし自体は、Zoomの標準機能で十分補えます。話者分離も、正確性が多少犠牲になっても困る場面は限られています。要約だって、Claudeに任せるのが一番精度が高い。


代替方法:Zoom文字起こし+無料プロンプト

今実際に回しているワークフローはこれです。

ステップ1:Zoomで文字起こしを有効化

Zoomの設定から「字幕」→「自動キャプション」をオンにするだけです。無料プランでも問題なく使えます。

会議終了後、生成された字幕ファイル(.vtt)をダウンロードして、テキストとしてコピー&ペーストします。

ステップ2:議事録整理プロンプトに貼り付け

ここで重要なのが、Meeting Notes Action Extractor という無料スキルを活用することです。

文字起こしテキストを貼り付けると、以下のように自動で整理してくれます。

## 3行サマリー
- 新プロジェクトのキックオフ。4月ローンチ目標
- デザインチームがワイヤーフレーム担当、来週金曜まで
- 予算承認待ち。田中さんが経理に確認予定

## アクションアイテム
- [ ] ワイヤーフレーム作成(デザインチーム)締切:1/17
- [ ] 予算確認(田中)締切:1/15
- [ ] 競合調査レポート共有(鈴木)締切:1/14

## 決定事項
- ローンチ日は4月15日で仮決定
- 週次ミーティングは毎週火曜10時

## 要フォローアップ
- 外部ベンダーの見積もり、まだ来てない
- セキュリティレビューのスケジュール未定

正直、AI GIJIROKUの自動要約よりも、こっちの方が使い勝手が良いと感じています。


コスト比較

項目AI GIJIROKU代替方法
月額1,500円〜0円
年額18,000円〜0円
文字起こし自動Zoom標準機能
要約自動プロンプトで手動(30秒)
話者分離ありなし(でもあまり使わない)
Zoom連携あり不要(標準機能で十分)

ちなみに、より高機能な議事録サービスだと月額3,000円以上するものも珍しくありません。年間では36,000円以上です。


「でも、毎回プロンプトに貼り付けるの面倒じゃない?」

正直、最初の手間は少し面倒です。ただ、1回の会議あたりにかけている作業時間は30秒程度。

月に20回会議があるとして、合計10分です。月1,500円を節約するために月10分の作業を割く計算。時給換算すると9,000円になります。悪くないですよね。

さらに、思わぬ副産物もあります。プロンプトに貼り付ける直前に文字起こしをざっと目を通すので、「あ、この議題が抜けていた」といった抜け漏れに気づきやすくなるんです。完全自動化よりも、人間がワンクッション挟む方が、最終的な議事録の品質は上がると感じています。


AI GIJIROKUの方が良いケース

とはいえ、全員に「解約しろ」とは言えません。以下のようなケースでは、AI GIJIROKUのようなツールの方が圧倒的に便利でしょう。

  • 会議が1日5〜10件以上——手動での対応はさすがにキツい
  • 多言語会議が多い——30言語対応は強力な武器になる
  • 話者分離の精度が必須——法務や人事など、記録の正確性が問われる場面
  • 経費で処理できる——自腹じゃないなら、楽に越したことはない

個人的な感覚では、月10件以下の会議であれば、無料の組み合わせで十分間に合うと思います。


他の議事録AI系サービスも同じ

AI GIJIROKUに限らず、議事録支援系のAIサービスは数多く存在します。

  • COTOHA Meeting Assist
  • スマート書記
  • Notta
  • Otter.ai(海外)

料金体系は様々ですが、本質的な処理フローはほぼ同じです。「音声→テキスト→要約」。

で、肝心の「音声→テキスト」はZoomやGoogle Meetの標準機能で無料。「テキスト→要約」はChatGPTやClaudeで無料。

つまり、**議事録AIツールとは「すでに無料で実現可能な処理を、便利なUIでワンクリック化しているサービス」**に過ぎないんです。そこへの月額1,500円の価値をどう捉えるか、そこがポイントですね。


実際に使ってるプロンプト

参考までに、現在議事録の整理に使用しているプロンプトを公開します。

以下の会議の文字起こしを整理してください。

## 出力形式
1. 3行サマリー(箇条書き)
2. アクションアイテム(担当者と締切を明記)
3. 決定事項
4. 要フォローアップ(未解決の議題)

## 文字起こし
[ここに貼り付け]

非常にシンプルですが、これ一発でAI GIJIROKUの要約機能と同等以上の成果が得られます。

さらに細かくカスタマイズしたい場合は、Meeting Notes Action Extractor を試してみてください。話者ごとの発言量分析や次回のアジェンダ提案など、実用的なサブ機能も充実しています。


まとめ

議事録AIに課金している方は、一度立ち止まってワークフローを見直してみてください。

  • 文字起こし → Zoom/Meetの標準機能で無料
  • 要約 → ChatGPT/Claudeで無料
  • 話者分離 → 本当に必須?

月1,500円は年間18,000円。5年間使い続けると9万円になります。

その9万円、美味しい飲食に充てた方がよっぽど人生が豊かになりませんか?


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