総務省の調査によると、65歳以上の約8割の方がインターネットを利用しています。一方、ChatGPTや音声アシスタントなどのAIツールを実際に使った経験がある人はまだ多くありません。こうしたツールは、そもそも私たちの日常生活をより楽にすることを目的に作られているのです。
AIは、若い技術者だけが使うものでもありません。手紙の言い回しに迷ったときの味方であり、冷蔵庫の中身で何を作ろうか考える相棒であり、診察前に質問を整理してくれるアシスタントでもあります。いつでも優しく、何度でも教えてくれる、そんなパートナーです。
このコースでは、AIをあなたのペースで、無理なく一歩ずつ学んでいただけます。専門用語は使わず、急かされることもありません。家族とのつながりを深めたり、健康管理や旅行計画を立てたりなど、本当に日常で役立つことだけをわかりやすくご紹介します。
パソコンの操作に慣れている必要はまったくありません。必要なのは、ただ「やってみたい」という気持ちだけです。
学べること
- AIの基本概念を理解し、音声アシスタントや検索エンジンなど日常的なツールでどのように活用されているかを把握する
- ChatGPTなどのAIアシスタントを活用し、手紙作成や献立の計画、日常的な質問への回答など実用的なタスクをスムーズにこなす
- Alexa、Googleアシスタント、Siriなどの音声アシスタントを使いこなし、リマインダーの登録や天気・ニュースの確認をハンズフリーで便利に操作する
- ディープフェイク、音声クローン、フィッシングなどのAI詐欺の手口を見破り、個人情報を安全に守るための具体的な行動を実践する
- AIツールを服薬リマインダーの作成、診察前の質問整理、医療用語の理解支援などに活用し、健康管理を支援する
- AIが力を発揮する場面と、人間の判断や専門家のアドバイスが不可欠な場面を見極め、適切に使い分ける
カリキュラム
よくある質問
スマホやパソコンの操作に自信がないのですが、受講できますか?
もちろんです。本コースは「LINEのやり取りができる方」を想定しており、画面の操作は大きな文字と分かりやすいステップで丁寧に解説します。レッスン1では「最初の一歩」から一緒に踏み出すため、焦る必要はありません。分からない点は何度でも戻って確認でき、ご自身のペースで進められる設計です。
AIに個人情報を登録したり入力したりしても大丈夫ですか?詐欺が心配です。
レッスン6「AI詐欺から身を守る」で、その不安をしっかり解消します。氏名、住所、電話番号、銀行口座などの重要な情報はAIに入力する必要はありません。本コースで実践するのは、「持病の症状」や「献立の相談」、「手紙の添削」など、個人が特定されない範囲の使い方です。また、ディープフェイク音声詐欺やフィッシングメールの見分け方も具体的に学びます。
ChatGPTは無料で使えますか?月額料金などがかかりますか?
無料アカウントで十分にご利用いただけます。本コースで紹介するChatGPTの全機能は、無料版でそのまま実践可能です。AlexaやGoogleアシスタントも、スマートスピーカーをお持ちであれば追加費用はありません。ChatGPT Plus(月額3,000円程度)のような有料プランは、さらに高度な使い方を試したい場合の選択肢です。まずは無料で始め、必要に応じて検討いただくのがおすすめです。
病気や薬のことについてAIに質問しても問題ありませんか?
AIは医師の代わりになるものではありません。レッスン5で取り上げるのは、診察前に聞きたいことを整理する、薬の名称や副作用の仕組みを調べる、健康診断の結果用語を分かりやすく確認するといった「補助的な活用」です。診断や治療方針の決定は必ずかかりつけ医にご相談ください。AIで得た情報は、「主治医への相談をスムーズにするための準備資料」としてご利用ください。
家族や孫と一緒に受講したほうが良いですか?
一人でも無理なく進められる設計ですが、家族や孫と一緒に学ばれると、分からない時にすぐに聞ける安心感があり、より楽しい学習体験になります。レッスン1と2を一緒に体験された後、その後は一人で進めるのもおすすめです。「AIにこんなこと聞いてみようか?」という会話のきっかけ作りにもつながります。