対立そのものは問題ではありません。問題なのは、その向き合い方です。
どの職場でも、どのチームでも、人との関係において意見がぶつかることは誰にでも起こり得ます。高いパフォーマンスを出すチームと機能不全のチームの違いは、対立がないことではありません。対立をどう向き合うかで、チームの力は大きく変わります。
このコースでは、対立を建設的に管理するための実践的なツールキットをお届けします。状況を正確に読み、緊張をほぐし、関係を壊さずに難しい対話を進めるスキルを身につけましょう。他者の紛争解決を支援するノウハウも習得できます。AIを活用した対話シミュレーションでは、実際の場面に臨む前に、気になるシチュエーションで何度でも練習を重ねることができます。
このコースの対象者
チーム内の意見対立に頭を悩ますマネージャーやリーダー。クレーム対応や顧客折衝が日常的な営業・カスタマーサポートのお仕事の方。「言いたいことが言えない」「つい感情的になってしまう」とお悩みの方。そして、組織の調停役やファシリテーターを目指される方。まさに、そんな方々にとって最適の学びの場です。
学べること
- 職場の対立が生まれる根本原因と引き金を特定し、業務上の対立(タスクコンフリクト)と人間関係の対立(関係性コンフリクト)を明確に区別できるようになる。
- デスカレーションの技法を駆使し、対立が激化した場面の感情の熱を効果的に冷ます。
- アクティブリスニングの「内容・感情・ニーズ」という3つの層を意識して実践し、対立に関わるすべての当事者の本音と背景を理解する。
- OICEフレームワークを活用し、後回しにしていた難しい会話を構造化してスムーズに立ち回る。
- 中立的な第三者の立場からメディエーション(調停)を行い、他者同士の紛争解決を適切に支援する。
- 職場で繰り返しがちな対立に対応するための、持続可能なコンフリクト解決のフレームワークを自らのものとする。
カリキュラム
よくある質問
マネージャーや管理職向けのコースですか?
いいえ、一般社員や個人の方にも広くご受講いただいています。対立は同僚間やクライアントとのやり取り、チーム内、さらには家庭内でも起こり得るもの。役職や年齢を問わず、日々のコミュニケーションで即戦力となるスキルです。
本来、対立を避けがちなのですが、このコースは私に合っていますか?
むしろ、対立を避けがちな方にこそおすすめします。5つのコンフリクトスタイルの一つとして『回避』を正しく学び、『いつ回避するのが賢明か』と『いつ放置すると事態を悪化させるか』を判断する力を養えます。
AIを使って対立解決ができるものですか?
AIが人間の共感そのものを置き換えるわけではありませんが、難しい会話のロールプレイ練習や、自身のコミュニケーションパターンの分析、事前の準備サポートにおいて非常に強力なツールとなります。AIの活用で、対人スキルを大幅に底上げできます。
議論で『勝つ』テクニックを学べますか?
いいえ、議論に勝つためのテクニックではありません。むしろ『関係性を損なわずに、どう対立を解決・調整するか』を学びます。相手を打ち負かして関係を壊すのはビジネスでも人間関係でも真の勝利ではないからです。