頭の中には音楽が鳴っている。でも形にできない。DAWを開いても操作の複雑さに圧倒され、楽器は弾けるものの完成形のトラックにどう仕上げていいか分からない。コンテンツ用のオリジナル曲が欲しいけれど、ライセンス料がネックになっている。
AIが音楽制作の常識を覆した。2026年、テキスト記述から完全な楽曲——ボーカル、楽器、ミキシング——を生成できる。日本にはすでにボカロ文化というDTMの土壌があるが、AI音楽生成はさらにハードルを下げている。楽器を弾けなくても、音楽理論に詳しくなくても、頭の中の音を形にできる。
ただし、真に結果を出すプロデューサーは、ただ「生成」ボタンを押す人ではない。音楽と制作について十分に理解し、AIを巧みに導き、出力された音に磨きをかけて「自分の音」を完成させる人だ。
このコースで作るもの
コース終了時には、AIツールを使ってリリース可能なトラックを仕上げる——最初のアイデアから生成、アレンジ、ミキシング、マスタリング、配信まで。ツール、制作フロー、関連する著作権のルールを十分に理解し、コース後も自主的に制作を続けられるようになる。
こんな人におすすめ
- 音楽制作を始めたいが、何から手をつけていいか分からない方
- DTMに挑戦したものの、挫折してしまった経験がある方
- YouTubeや動画コンテンツにオリジナルBGMを起用したいクリエイターの方
- ボカロPやトラックメイカーとして、AIを制作ワークフローに取り入れたい方
- AI音楽の著作権や配信ルールを理解し、正しく活用したいプロデューサーの方
学べること
- AI音楽生成の仕組みを深く理解し、制作の目的に合わせてSuno、Udio、AIVAなどのツールを最適に使い分けられるようになる。
- AI生成ツールとテキスト・トゥ・ミュージックの指示文(プロンプト)を駆使し、自分だけのオリジナルなビート、メロディ、コード進行を生み出す。
- iZotope OzoneやLANDRといったAIミキシング・マスタリングツールを活用し、商業リリースに耐えうるクオリティのトラックを完成させる。
- AIによるステム分離やサウンドデザインツールを駆使し、リミックスやサンプリング、あなただけのユニークな音響テクスチャを創造する。
- AIを共作パートナーとして位置づけ、歌詞の作成から推敲・ブラッシュアップまでをスムーズに行えるようになる。
- AI生成音楽の著作権や利用規約を正しく理解し、ストリーミングプラットフォームへ法的に問題なく配信する方法を習得する。
カリキュラム
よくある質問
音楽理論の知識がなくても受講できますか?
はい、問題ありません。レッスン2でスケール、コード、楽曲構成など、実践に直結する最低限の理論をわかりやすく解説します。AIが理論の大部分を補完してくれますが、基礎知識があることで、生成される楽曲のクオリティは飛躍的に向上します。
どんなAIツールが必要ですか?
ほとんどのツールに無料プランが用意されており、Suno(音楽生成)、BandLab(無料DAW)、LANDR(マスタリング)などから始められます。講座ではツールの選び方と活用法を学ぶため、まずは無料で体験し、必要に応じて有料プランへ移行する形で十分です。
AI生成音楽をSpotifyにリリースできますか?
はい、条件を満たせば可能です。レッスン7では、著作権ルールや各配信プラットフォームのポリシー、合法的にリリースするための具体的な手順を詳しく解説します。
完全な初心者向け? 経験者向け?
どちらも大歓迎です。初心者の方は、アイデア出しからマスタリング、配信までの一連の制作ワークフローをゼロから学びます。既存の制作経験がある方には、AIがどの工程で効率化やクリエイティビティを向上させるかを実践的に発見していただけます。