「この献立、栄養価が基準内に収まっているか計算しなきゃ」「特定保健指導のレポート、また20分かかった」「患者さん向けのリーフレット、もっと早く作れないかな」
管理栄養士の毎日は、専門知識を活かした仕事と、膨大な計算や書類作成、データ入力の繰り返しで日々を過ごしています。
今、AIがその「繰り返し」を劇的に変えつつあります。ある医療機関では、AIの導入により栄養指導レポートの作成時間が20分から5分に短縮され、1か月分の献立作成が2週間から2時間で完了したという事例も報告されています。
ただし、AIが管理栄養士に「取って代わる」わけではありません。患者さんの不安に寄り添い、一人ひとりの生活に合わせた食事提案を行うこと。そこには、人間だからこそできる温かみと専門性が不可欠です。
このコースでは、AIを「頼れるアシスタント」として上手に使いこなし、本来注力すべき専門業務により多くの時間を充てられるようになることを目指しています。
学べること
- 管理栄養士の業務において、AIが担える領域と人間ならではの判断が必要な領域を明確に区別できるようになる
- あすけん・カロミル・おいしい健康などのAI搭載栄養計算ツールを、実際の業務シーンで柔軟に使いこなせるようになる
- 栄養価、原価、アレルギー情報を最適に組み合わせた献立を、AI献立作成ツールでスピーディに作成できるようになる
- ChatGPTを活用して、栄養指導の文言やリーフレット、患者向け資料を短時間で効率よく作成できるようになる
- HACCP管理や発注管理など、給食業務の各工程にAIツールをスムーズに導入・運用できるようになる
- AIが生成した栄養情報の精度を多角的に検証し、管理栄養士として責任を持って監修できるようになる
カリキュラム
前提条件
- 管理栄養士または栄養士の資格をお持ちの方、あるいは栄養学を専攻・受講中の方
- スマートフォンまたはPCの基本操作ができる方
よくある質問
管理栄養士の資格を持っていない場合でも受講可能ですか?
はい。栄養学を学んでいる学生の方や、フードサービス業界で働いている方にもご受講いただけます。なお、実際の業務で栄養指導を行う際は、AIが出力した結果を管理栄養士が最終的に監修・修正する必要がありますので、ご了承ください。
コースで紹介されるAIツールは有料のものが多いですか?
あすけん・カロミルは基本無料で利用できますし、ChatGPTも無料プランで十分に実践可能です。一部、給食管理ソフトには有料プランが含まれますが、本コースでは無料で試せる範囲に焦点を当てて解説いたします。
栄養計算を完全にAIに任せても問題ないですか?
AIの計算には限界があり、日本食品標準成分表のデータと完全に一致しないケースもあります。そのため、本コースではAIの出力結果を管理栄養士としてどのように検証し、適切に監修していくかという重要なスキルも合わせて学びます。
どのようなAIツールを使って実践演習を行いますか?
ChatGPT、Claude、Geminiなどの主要なAIチャットボットに加え、あすけん・カロミル・おいしい健康といった専門アプリも組み合わせて実践していきます。