レッスン 3 15分

必須MCPサーバー入門:すぐ使える5選

実務で本当に使えるMCPサーバー厳選5つ — GitHub、PostgreSQL、Brave Search、Slack、ファイルシステムの設定と活用法。

🔄 レッスン2でClaude Desktopにファイルシステムサーバーを接続しました。設定ファイルの書き方とトラブルシューティングもわかりました。でも、8,600以上あるMCPサーバーの中から何を選べばいい?

実務で使える5つのサーバー

数千のサーバーがありますが、多くの開発者が最初に入れるべき5つはこれです。

1. GitHub MCP

できること: イシュー操作、PR読み書き、コミット履歴検索、リポジトリ操作

{
  "github": {
    "command": "npx",
    "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
    "env": {
      "GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "${GITHUB_TOKEN}"
    }
  }
}

使い方の例:

  • 「このリポジトリの未解決イシューを優先度順に並べて」
  • 「PR #42のdiffを分析してレビューコメントを書いて」

ポイント: Personal Access TokenはFine-grainedを使い、必要なリポジトリだけにスコープを絞ってください。

2. PostgreSQL MCP

できること: スキーマ閲覧、SQLクエリ実行(読み取り専用推奨)

{
  "postgres": {
    "command": "npx",
    "args": [
      "-y",
      "@modelcontextprotocol/server-postgres",
      "postgresql://mcp_reader:password@localhost/mydb"
    ]
  }
}

使い方の例:

  • 「今月の新規ユーザー数と先月比を出して」
  • 「ordersテーブルのスキーマを確認して、売上分析のSQLを書いて」

AIがスキーマを読んでSQLを生成してくれるので、テーブル構造を覚える必要がありません。

Quick Check: PostgreSQL MCPにadminアカウントではなく読み取り専用ユーザーを使うべき理由は?(AIが誤ってDELETEやDROPを実行しても、読み取り専用ならデータが守られます。)

3. Brave Search MCP

できること: Web検索、ニュース検索、ローカル検索

{
  "brave-search": {
    "command": "npx",
    "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-brave-search"],
    "env": {
      "BRAVE_API_KEY": "${BRAVE_API_KEY}"
    }
  }
}

AIの知識は学習データの時点で止まっています。Brave Searchを接続すると、最新の情報をリアルタイムで取得できます。

4. Slack MCP

できること: メッセージ送信、チャンネル検索、会話履歴の読み取り

{
  "slack": {
    "command": "npx",
    "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-slack"],
    "env": {
      "SLACK_BOT_TOKEN": "${SLACK_BOT_TOKEN}"
    }
  }
}

使い方の例:

  • 「#dev-updatesに今週のリリースノートをまとめて投稿して」
  • 「#supportチャンネルで今週多かった質問を分析して」

注意: Slack Bot Tokenのスコープは channels:read, chat:write など最小限にしてください。

5. ファイルシステムMCP

レッスン2で設定済みですが、改めて。ローカルファイルの読み書きができる基本サーバーです。

{
  "filesystem": {
    "command": "npx",
    "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/Users/yourname/projects"],
    "env": {}
  }
}

指定フォルダ内のファイル一覧、内容の読み取り、新規ファイル作成、編集が可能。レポート作成やコードレビューの土台になります。

さらに探す:MCPサーバーディレクトリ

5つでは足りない?用途別に探せるディレクトリがあります。

ディレクトリ特徴
公式リポジトリAnthropic公式のサーバー一覧(GitHub)
PulseMCP8,600以上のサーバー、毎日更新
mcp-awesome.com1,200以上、品質検証済み
awesome-mcp-servers (GitHub)コミュニティキュレーション

日本の開発者向けには、Zennで「MCP サーバー おすすめ」と検索すると日本語の使い方記事が豊富に見つかります。

組み合わせの力

サーバー単体でも便利ですが、組み合わせると真価を発揮します。

例:GitHub + Slack 「今週マージされたPRをまとめて、#dev-updatesにサマリーを投稿して」

例:PostgreSQL + ファイルシステム 「先月の売上データをDBから取得して、CSVファイルに書き出して」

例:Brave Search + Slack 「競合のリリース情報を検索して、#competitorsチャンネルに共有して」

レッスン6では、この「組み合わせの力」をもっと深掘りします。

Quick Check: MCP サーバーを組み合わせる利点は?(単体では「データ取得」か「アクション実行」だけですが、組み合わせることで「データ取得→分析→アクション」という一連のワークフローを自動化できます。)

まとめ

  • 実務で最初に入れるべき5サーバー:GitHub、PostgreSQL、Brave Search、Slack、ファイルシステム
  • DB接続は読み取り専用ユーザーで — 最小権限の原則
  • APIキーは環境変数で管理(レッスン2の復習)
  • サーバーの組み合わせでワークフローを自動化
  • 8,600以上のサーバーがディレクトリで検索可能

次のレッスン

サーバーの選び方と設定がわかりました。レッスン4ではMCPの 3つの核心機能 — ツール・リソース・プロンプト を深掘りします。サーバーが「何を」「どうやって」AIに提供しているのか、その仕組みを理解しましょう。

理解度チェック

1. GitHub MCPサーバーでできることは?

2. PostgreSQL MCPサーバーを接続する際のベストプラクティスは?

3. 8,600以上あるMCPサーバーから、自分に必要なサーバーを見つける最善の方法は?

すべての問題に答えてから確認できます

まず上のクイズを完了してください

関連スキル