月2.3万円のAIツール代を0円にした話

JasperやGrammarlyなど、AI系の有料サブスクを5個解約。月$194(約2.3万円)を節約した方法。代わりに使ってるのは、無料のプロンプトテンプレート。

こんにちは!

先月、ずっと後回しにしていたことをようやくやりました。サブスクの棚卸しです。

調べてみると、AI関連ツールに月194ドル(約2.3万円)を支払っていたことが発覚。年間に換算すると2,300ドル以上です。ソフトウェア代だけで。

毎日使っているものもあれば、請求書が届くまで存在をすっかり忘れていたものも。「いつか使うかも」と思い込んで継続していたものも。まさにジム会費と同じパターンです。

そこで試しにやってみました。これらのツールがやっていること、ChatGPTやClaudeで使える無料のプロンプト(スキル)で代替できないだろうか。

結論から言うと可能でした。どこを解約し、何で代替したのか、その詳細をまとめてみます。


解約したサブスクリプション

ツール月額用途
Jasper AI$49マーケティングコピー、ブログ
Copy.ai$49メール配列、広告コピー
Writesonic$49商品説明
Grammarly Pro$30校正、トーン調整
Otter.ai$16.99議事録、会議要約
合計$193.99/月

年間**$2,328**——決して安い額ではありません。しかも、これらのツールの料金はじわりと上がり続けています。最初に棚卸しをした頃は月$127だったのが、現在は同じツールで月$194に。SaaSの値上げラッシュは止まる気配がありません。


代用1:Jasper AI → コピーライタースキル

解約前: 月$49 解約後: 0円

Jasperはマーケティングコピー作成の定番ツールでした。見出しやLP(ランディングページ)、メールキャンペーンなど、あらゆるフォーマットにテンプレートが用意されています。

でも正直に言うと、JasperはGPTのラッパーに過ぎません。裏側で動いているのは同じモデルです。月$49を支払っているのは、実質「事前に用意されたプロンプト」に対する対価なんですよね。

代用: Copywriter Pro

このスキルは、PASやAIDA、4Uといったコピーライティングのフレームワークを活用して、説得力のある文章を生成します。完全無料で、サブスクは不要です。

比較:

Jasperで生成:
「当社の革新的なソリューションで、ワークフロー効率を向上させましょう。」

スキルで生成:
「毎日3時間、ロボットがやるべき作業に浪費してませんか?
自動化で雑務を任せて、本当に大事な仕事に集中しよう。」

同じAIモデルでも、プロンプトの設計次第でこれだけ結果が変わるんですね。


代用2:Copy.ai → メール配列スキル

解約前: 月$49 解約後: 0円

Copy.aiはメールシーケンス(配列)作成に特化して使っていました。ウェルカムシリーズやカート放棄メール、リエンゲージメント用など、必要なテンプレートが一通り揃っています。

代用: Cold Email Sequences + Professional Email Writer

コールドメールから通常のビジネスメールまでカバー可能。フォローアップのロジック(例:「2通目に返信がなければ3通目にこう送る」)まで含めて文章を生成できます。

Copy.aiのような「クレジット制限」もありません。使い放題です。


代用3:Writesonic → 商品説明スキル

解約前: 月$49(最安プラン——以前は$19だったのに、ほぼ3倍に値上げ) 解約後: 0円

Writesonicは商品説明の作成に特化していました。製品の特徴を入力するだけで、それらしいコピーが出力されます。

代用: Product Description Writer

このスキルは、単なる「特徴」を顧客にとっての「メリット」に変換するのが得意です。製品が何をするかではなく、ユーザーがどのような価値を得られるかに焦点を当てて文章を構成します。

比較:

入力:ノイズキャンセリングイヤホン、30時間バッテリー、Bluetooth 5.0

Writesonicの出力:
「30時間バッテリーとBluetooth 5.0を搭載した高性能ノイズキャンセリングイヤホン。」

スキルの出力:
「30時間の『邪魔しないで』モード。
オフィス、電車、カフェ——周囲の騒音をシャットアウト。
1回の充電で1週間分の通勤に対応。」

機能の羅列と、メリットへの訴求。どちらが読者の心に響くかは明白ですよね。


代用4:Grammarly Pro → 校正+トーン調整

解約前: 月$30(GrammarlyがPremiumをProにリブランド。年払いなら$12/月だけど、月払いだと$30) 解約後: 0円

正直に言うと、Grammarlyは一番手放しにくかったです。長年愛用していたし、トーン検出や文章の明確化提案など、確かに便利な機能がたくさん揃っています。

でもよく考えてみると……AIに文章を書かせているのに、なぜその出力を別ツールでチェックする必要があるのか。そこに月額料金を払う必然性があるだろうか。

代用: Claudeに直接頼む + Tone Adjuster

今は生成した文章をそのままClaudeに渡してチェックさせています。「文法と読みやすさを確認して」と指示するだけ。トーン調整が必要な場合は、Tone Adjusterスキルを活用します。

得られる結果は同じ。サブスクに加入する必要はありません。


代用5:Otter.ai → 議事録スキル

解約前: 月$16.99 解約後: 0円

Otterは会議の録音と、重要なポイントの抽出を自動化してくれるツールです。確かに便利ですが、プレミアム機能に月$16.99を支払うほどの恩恵があるかは微妙でした。

代用: Meeting Notes Action Extractor

今はZoomの無料文字起こし機能でテキストを取得し、このスキルで構造化しています。

  • 3行サマリー
  • アクションアイテム(担当者付き)
  • 決定事項
  • フォローアップすべき質問

Otterのプレミアム機能と同等の作業が、無料で完結します。しかも文脈を理解した上で情報を整理してくれるため、出力精度も上回っています。


実際の節約額

解約したもの月額年額
Jasper$49$588
Copy.ai$49$588
Writesonic$49$588
Grammarly Pro$30$360
Otter.ai$16.99$204
合計$193.99$2,328

出力の品質についてはどうでしょうか。正直、遜色ないどころか、むしろ良くなった印象です。

これらのSaaSツールは、結局のところUIで包まれたプロンプトの集合体です。今はラッパーを使わず、プロンプトを直接叩いているだけなんですよね。


今も払ってるもの

全て解約すべきだと言っているわけではありません。確実に価値があるツールもあります。

ChatGPT Plus(月$20)——GPT-5.4へのフルアクセスと高度な推論が可能に。もっと予算を抑えたいなら、広告付きのChatGPT Goが月$8で登場しています。ヘビーユーザーには間違いなく価値があります。

Claude Pro(月$20)——長いコンテキストウィンドウと大容量ドキュメントの処理に対応。長文の作成や分析が多い人に向いています。パワーユーザーならClaude Max(月$100)で利用量が20倍に。それでも、SaaSラッパーを3つ使うよりコストは抑えられます。

これらはあくまでプラットフォームであり、ラッパーではありません。基盤インフラに対して料金を払っているわけで、単なるプロンプトの包装に課金しているわけではないのです。


自分でやる方法

  1. サブスクを棚卸し——クレカの明細を確認し、忘れ去っていた課金を洗い出す
  2. 「これ、プロンプトで代用できるか?」と自問——テキスト生成がメインの機能なら、だいたい代替可能
  3. 無料の代替を探す——スキルディレクトリで検索してみる
  4. 解約前にテスト——1週間ほど両方を並行して使い、比較する
  5. 節約を実感する——月$194は、毎月贅沢なディナーを楽しめる額です

まとめ

多くのAIライティングツールは、実質プロンプトの実行に対して月$30〜50の料金を請求しています。

確かに高品質なプロンプトが用意されていますし、UIも洗練されています。でも根本的には、無料スキルとChatGPT/Claudeの組み合わせで実現できることと変わりません。

  • サブスクあり: 月$194、クレジット制限あり
  • スキル利用: 月$0(または基盤AIに$20)、制限なし

「テキスト生成」専用でサブスクを契約しているなら、ぜひ見直してみてください。


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