カスタム指示を設定したら、毎回の説明がいらなくなった話

ChatGPT、Claude、Geminiには「好みを覚えてくれる」機能がある。設定方法と、実際に使ってるテンプレートをまとめました。

こんにちは!

新しいチャットを開くたびに、毎回同じ前提条件を説明していませんか?

「Pythonで開発しています」 「カジュアルな口調で」 「回答は500字程度に」

自分も最初はそうでした。毎回同じ設定をコピペしたり、文章で説明したりするのは、案外手間ですよね。

実は、ChatGPT・Claude・Geminiには、こうした「好みの設定を保存しておく」機能があります。一度設定すれば、新規チャットを開いたときにも自動的に反映されるんです。

今回は、その設定方法と、実際に自分が使っているテンプレートをまとめました。


各プラットフォームの機能

ChatGPT:カスタム指示

設定場所:右上のアイコン → Settings → Personalization → Custom Instructions

設定画面には2つの欄があります:

  1. 「ChatGPTに何を知ってほしいですか?」——自分の役割や好み、背景情報など
  2. 「どのような応答をしてほしいですか?」——トーン、形式、スタイルなど

ここに入力した内容は、すべての新規チャットで自動的に適用されます。

Claude:Projects

Claudeの場合は「Projects」機能を使います。

設定場所:左サイドバー → Projects → 新規作成 → Project Instructions

作成したProject内のチャットすべてに、設定した指示が適用されます。さらに、関連ドキュメントをアップロードできるのも特徴です(最大200,000トークンまで)。

「Web開発」「コンテンツ作成」「データ分析」など、用途ごとにProjectを分けておくと管理がしやすいですよ。

Gemini:Gems

Geminiでは「Gems」という機能に対応しています。

設定場所:左サイドバー → Gems → 新規作成

名前や説明、カスタム指示を登録するだけで、ワンクリックで起動できる専用AI(プリセット)が作れます。


実際に使ってるテンプレート

自分が実際に設定している内容を、参考までに載せておきます。

開発者向け

【背景】
- フルスタック開発者(Python、TypeScript、Go)
- 主にバックエンドとインフラを担当
- チームで開発中のプロダクトあり

【応答スタイル】
- コードは必ずコメント付きで
- エラーハンドリングも含める
- 「なぜその実装か」の理由も説明して
- 冗長な説明は不要、ポイントだけ

ライター向け

【背景】
- テック系メディアでライター
- 対象読者はITに詳しくない一般の人
- SEOも意識してる

【応答スタイル】
- 専門用語は使わない or 説明を添える
- 短い段落、短い文
- 具体例を必ず入れる
- 「〜しましょう」「〜です」を使いすぎない

ビジネス向け

【背景】
- スタートアップのプロダクトマネージャー
- 日本語と英語のドキュメントを作成
- 社内向けと社外向けの両方

【応答スタイル】
- 簡潔に、箇条書き優先
- ビジネス用語は必要最小限
- 結論を先に
- 日本語は敬語、英語はプロフェッショナル

書き方のコツ

具体的に書く

悪い例: フレンドリーに書いて 良い例: 友達にLINEするくらいカジュアルな口調で。ただし、情報の正確さは崩さないで。

「やらないこと」も明示する

例:

  • 「お世話になっております」などの挨拶から始めない
  • 絵文字や顔文字を使わない
  • 「〜させていただきます」といった謙譲語は避ける

長すぎない

1,000字以内を目安にすると読みやすいです。指示が長すぎると、AIが重要な部分を見落としたり、設定が正しく反映されにくくなったりすることがあります。


ハマりポイント

効き目が弱くなることがある

カスタム指示を設定していても、具体的なプロンプトの内容によっては無視されることがあります。重要な指示は、個別のプロンプトにも追記しておくと確実です。

プラットフォームによって挙動が異なる

ChatGPTとClaudeでは、同じ指示文でも反映される度合いが異なることがあります。各プラットフォームの特性に合わせて、微調整が必要になるケースも。

設定内容を忘れてしまう

久しぶりにカスタム指示を見直すと、「あれ、なんでこんなこと書いたっけ?」となることがよくあります。定期的に中身を確認し、必要に応じて更新しましょう。


15分で設定できる

正直なところ、記事を読んで「便利そう」と思っても、実際に設定までたどり着かない人が多いのではないでしょうか。

でも、一度設定してしまえば、その後はずっと楽になります。作業時間は15分もかかりません。

  1. 最もよく使うプラットフォームを開く
  2. 上記のテンプレートをコピー
  3. 自分用に微調整
  4. 保存

これだけで完了です。

毎回のチャットで「前提条件を説明する手間」がなくなるだけで、作業のストレスは大きく軽減されますよ。


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